2026/09/14あたりにCivitaiを見ていて、
Nya-Iris – Anima <https://civitai.***/models/2627159/nya-iris-anima>
の絵柄が良いと思ったので、ComfyUIで生成してみようとおもった。
テンプレートにanima用の物があったのでt2iを試みたが、ダウンロードして配置したモデルが選択肢に出ず、何が間違ってるのかよくわからなくなってあれこれと触って、時間がかかった。
悩んだ末、もう一度試した、選択肢に出た。 StabilityMatrixの再起動しないといけなかったのか、何なのかよくわからなかった。モデルの保存場所が悪かったのかも?
何が原因かよくわからない。
Anima 初心者向け説明書(ComfyUI + StabilityMatrix)
1. Animaとは
Animaは、Comfy Org と CircleStone Labs が共同開発したアニメ特化のtext-to-image拡散モデル(約2Bパラメータ)です。
従来のSD1.5/SDXL系モデルと大きく違う点があります:
| 項目 | SD1.5 / SDXL系 | Anima |
|---|---|---|
| チェックポイント形式 | 1ファイルに全部同梱 | UNET / CLIP / VAEが別ファイル |
| テキストエンコーダー | CLIP(タグ理解に強い) | Qwen-3 0.6B(自然言語LLM) |
| プロンプトの書き方 | タグ羅列(danbooruタグ的) | 自然な文章の方が効きやすい |
この違いを理解していないと、「チェックポイントを読み込んだのにエラーが出る」「ネガティブプロンプトが効いていない気がする」といったハマりどころにぶつかります。
2. 必要なファイルとダウンロード先
Animaは4種類のファイルで構成されます。すべて Hugging Face の circlestone-labs/Anima から入手できます。
| ファイル | 役割 | 保存先(ComfyUI-A直下) |
|---|---|---|
anima-base-v1.0.safetensors | 拡散モデル本体(UNET) | models/diffusion_models/ |
qwen_3_06b_base.safetensors | テキストエンコーダー(CLIP代替) | models/text_encoders/ |
qwen_image_vae.safetensors | VAE | models/vae/ |
anima-turbo-lora-v0.2.safetensors(任意) | 高速生成用LoRA | models/loras/ |
StabilityMatrixでの配置場所
StabilityMatrixの「共有モデルフォルダ」機能を使っている場合、実体は以下に対応します:
E:\StabilityMatrix-win-x64\Data\Models\DiffusionModels\anima-base-v1.0.safetensors
E:\StabilityMatrix-win-x64\Data\Models\TextEncoders\qwen_3_06b_base.safetensors
E:\StabilityMatrix-win-x64\Data\Models\VAE\qwen_image_vae.safetensors
E:\StabilityMatrix-win-x64\Data\Models\Lora\anima-turbo-lora-v0.2.safetensors
迷ったら ComfyUI-A\models\... に直接置くのが確実です。フォルダが無ければ新規作成してOKです。
⚠️ 通常のSDXL用チェックポイントのように
models/checkpoints/に置いても、CheckpointLoaderSimpleノードでは正しく読み込めません(CLIP/VAEがNoneになりエラーになります)。必ずUNETLoader / CLIPLoader / VAELoaderで別々に読み込んでください。
3. ワークフローの準備
自分でノードを組むよりも、Comfy公式のAnima Base v1テンプレートワークフローを使うのが確実です。
- ComfyUIを最新版に更新(Subgraph機能を使うため)
- テンプレートライブラリで「Anima」を検索して読み込む、または配布されているworkflow JSONをキャンバスにドラッグ&ドロップ
- モデル読み込み部分はSubgraph(サブグラフ)ノードにまとまっており、以下が内包されています:
UNETLoader(拡散モデル)CLIPLoader(Qwen-3テキストエンコーダー)VAELoaderLoraLoaderModelOnly(turbo LoRA用)CLIPTextEncode× 2(ポジティブ/ネガティブ)KSampler
- ファイルを正しい場所に置いた後、ComfyUI画面をリロード(F5)すると、ドロップダウンにファイル名が表示されます。表示されない場合はファイル名や配置フォルダを再確認してください。
4. プロンプトの書き方(重要)
Qwen-3はSDXL系CLIPと違い、自然言語での記述に強い傾向があります。
❌ あまり効かない例(SDXL/Pony系のタグ羅列)
score_9, score_8, score_7, worst quality, low quality, score_1, score_2
score_9などはSDXL/Pony系モデル専用の学習タグで、Animaには意味を持たない可能性が高いです。
✅ 推奨される書き方
positive: 自然な文章 + 要素タグの併用でOK
negative: low quality, blurry image, poorly drawn face, distorted anatomy, extra fingers, watermark, text
タグ形式も一定の効果はありますが、score_*系の無意味なタグは削り、具体的にどんな崩れ方を避けたいかを書いた方が効きやすいです。
5. CFGとturbo_modeの関係(ハマりどころ)
サブグラフには turbo_mode(ON/OFF)のスイッチがあります。
| turbo_mode | CFG | 挙動 |
|---|---|---|
| OFF(デフォルト) | 4程度 | ネガティブプロンプトがしっかり効く。生成ステップ数は多め(30程度) |
| ON | 1.0 | turbo LoRA併用で高速生成。ただしCFG=1だとネガティブプロンプトの影響がほぼ消える(CFG理論上、cond=uncondに近づくため) |
「ネガティブプロンプトが効いていない気がする」場合は、まずturbo_modeがOFFになっているか確認してください。 OFFでも効きが弱い場合は、CFGを5〜6に上げてみる、ネガティブを自然文寄りに書き直す、の2点を試してください。
6. よくあるエラーと対処
AttributeError: 'NoneType' object has no attribute 'clone'(CLIPSetLastLayerなどで発生)
→ CheckpointLoaderSimpleでAnimaを読み込もうとしている。UNETLoader / CLIPLoader / VAELoaderに分けて読み込む。
Value not in list: unet_name / clip_name / vae_name
→ ファイルが正しいフォルダに置かれていない、またはファイル名が違う。ComfyUI起動ログの Adding extra search path 行で実際の検索パスを確認する。
ネガティブプロンプトが効かない
→ 上記「5. CFGとturbo_modeの関係」を参照。turbo_modeとCFG値を確認。
7. 最低限の生成手順まとめ
- 4ファイルを正しいフォルダに配置
- Anima公式ワークフローを読み込む
positive_prompt/negative_promptに文章+タグでプロンプトを入力turbo_modeはまずOFFのまま試す(安定重視)- 慣れてきたらturbo LoRA + turbo_mode ONで高速生成を試す(ネガティブの効きが弱くなる点に注意)
- 生成後、崩れがあればネガティブプロンプトを自然文で調整、CFGを微調整
この説明書は、実際に発生したエラーログとComfy公式ワークフロー(image_anima_base_v1.json)の解析をもとに作成しています。モデルの仕様はアップデートで変わる可能性があるため、最新情報は配布元(Hugging Face: circlestone-labs/Anima)を確認してください。
